サイズ: 67×49×53 底: べた底 見込み: この様な作りのものが「べた底」だからというだけで「江戸中期」のものといわれてきた。「中期」というのが非常にあいまいな表現で、人によってまちまちだったりする。もちろん詳しいことが分からないという条件の下で言われてきたことなのだが。やはりこれは18世紀末から19世紀始め頃のものであろう。「蛇の目」釉剥ぎの技法は18世紀の中ごろから始められたといわれているが、窯によって違いがあり底の型式だけで年代を推定することはできない。