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雨と雷に傘をさす人


サイズ: 73×47×57
底: べた底に「二重角渦福」
見込み:

歌舞伎の仮名手本忠臣蔵五段目山崎街道の場の「定九郎」を描いたもの。当時の人々が大雨ですぐに連想するものがこれだった。「定九郎」は幕末から明治の中ごろまで花札の雨の役札にも描かれていた。ちなみに初代中村仲蔵がこのスタイルで定九郎を演じるようになったのが明和3年(1766)というから、この猪口はそれ以降に作られた。